はじめに
婚活を始めると、必ず向き合うことになるのが「プロフィール」です。特に 自己PR文 は、お相手が最初に目にする大切な部分。どんなに素敵な人でも、書き方次第で印象が大きく変わってしまいます。
結婚相談所の仲人としても、自己PR文を工夫した方はお見合い成立率が大きく上がるのを実感しています。
今回は、婚活における自己PR文の基本的な書き方から、好印象を与えるコツ、逆に避けたいNG例、そしてすぐ使える男女別のサンプル文まで詳しくご紹介します。
1. なぜ自己PR文が婚活で重要なのか
婚活における自己PR文は「第一印象の入口」。会う前に相手があなたを判断する大きな材料になります。
- 安心感を持ってもらえる
信頼できそうと思われると、お見合いにつながりやすい。 - 共感ポイントを見つけてもらえる
趣味や価値観が近いと「会ってみたい」と感じてもらいやすい。 - 誠実さや真剣さを伝えられる
遊びではなく結婚を見据えていることが伝わる。
婚活では、見た目や条件だけでなく「人柄の伝わり方」が成婚のカギになります。
2. 好印象を与える自己PR文の基本ルール
2-1. 明るく前向きなトーンで書く
「恋愛や結婚に前向きな人」という印象は、出会いの段階で非常に大切です。
例：「休日は友人と料理を楽しんだり、自然のある場所へ出かけてリフレッシュしています。」
→ ポジティブなイメージが浮かびやすい。
2-2. 強みをエピソードで表す
「優しい」「真面目」など抽象的な言葉だけでは伝わりにくいです。
例：「友人から相談を受けることが多く、相手の気持ちに寄り添って考えるのが得意です。」
2-3. 理想の結婚像を盛り込む
結婚相談所では「結婚を見据えている人」が求められます。
例：「結婚後は、お互いを尊重しながら、笑顔の絶えない家庭を築いていきたいです。」
2-4. 読みやすい長さを意識する
おすすめは 300〜400文字程度。長すぎると読むのが大変になり、短すぎると情報不足になります。
3. 避けたいNG自己PR文の例
婚活や結婚相談所で自己PRを書くとき、ついやってしまいがちなNGパターンをご紹介します。
3-1. ネガティブな表現
「出会いがないので仕方なく入会しました」
→ 後ろ向きな印象を与え、魅力が伝わりません。
3-2. 条件を押し出しすぎる
「収入や条件に合う方とだけ会いたい」
→ 人柄より数字で判断していると思われてしまいます。
3-3. 焦りを前面に出す
「とにかく結婚したいです」
→ 本人は真剣さを伝えたいつもりでも、相手にはプレッシャーとなります。
3-4. こだわりが強すぎる
「絶対に都心で暮らしたい」「家事は必ず分担してほしい」
→ 柔軟性がないと受け取られ、敬遠されやすい。
3-5. 年齢条件を限定する
「年下しか無理です」
→ 自分本位で視野が狭い印象を与え、出会いのチャンスを大きく減らしてしまいます。
👉 自己PR文は「条件を伝える場」ではなく「人柄や魅力を伝える場」と心得ましょう。
4. 好印象につながる自己PR文の例
「はじめまして。人と話すことが好きで、友人からは『一緒にいると安心できる』と言ってもらえることが多いです。休日は料理をしたり、自然の中で過ごしてリフレッシュしています。結婚後は、お互いを思いやりながら、笑顔の絶えない家庭を築いていきたいと考えています。」
ポイントは、
- 人柄（安心感を与える）
- 趣味や生活スタイル（共感ポイントを作る）
- 結婚後の理想像（真剣さを示す）
この3つを盛り込むことです。
5. 自己PR文チェックリスト
書き終えたら、次のチェックをしてみましょう。
- 明るく前向きな表現になっているか
- 強みを具体的に伝えられているか
- 理想の結婚像を含めているか
- 条件の押しつけやネガティブな表現はないか
- 長さは300〜400文字程度に収まっているか
6. 仲人のサポートを活用するのもおすすめ
豊田婚活結婚相談所ハピマリでは、仲人やカウンセラーが自己PR文の添削をしています。困ったらすぐ聞ける環境でプロフィール文作ってみませんか？
自分一人で書くと偏ってしまいがちですが、第三者の視点を取り入れることで「伝わりやすい自己PR」に仕上がります。
7. 自己PR文のサンプル集（婚活向け）
男性向けサンプル①：誠実さと安定感をアピール
「はじめまして。普段はメーカーで営業の仕事をしており、人と関わることが好きで、周囲からは『話しやすい』と言っていただくことが多いです。休日はランニングをしたり、料理を楽しんだりしています。結婚後は、穏やかで安心できる家庭を築き、支え合いながら温かい時間を大切にしたいと考えています。」
男性向けサンプル②：家庭的で優しい雰囲気
「プロフィールをご覧いただきありがとうございます。IT関連の仕事をしており、普段は真面目にコツコツ取り組む性格です。料理や掃除などの家事も好きで、結婚後は協力して心地よい空間をつくりたいと思っています。休日は読書や映画を観て過ごすことが多いですが、お相手と新しい趣味を見つけていけたら嬉しいです。」
女性向けサンプル①：明るく家庭的な印象
「こんにちは。普段は教育関係の仕事をしており、人と関わることにやりがいを感じています。友人からは『笑顔が多くて話していると元気になる』と言われることが多いです。休日は料理やカフェ巡りを楽しんでいます。結婚後は、日常を一緒に楽しみながら、思いやりと笑顔のあふれる家庭を築いていきたいです。」
女性向けサンプル②：落ち着きと安心感を強調
「はじめまして。医療関係の仕事をしており、周囲からは『しっかりしていて頼れる』と言われることが多いです。休日は音楽を聴いたり、自然のある場所を散歩してリフレッシュしています。結婚後は、穏やかで安心できる家庭を築き、お互いを支え合いながら成長していける関係を望んでいます。」
男女共通NGサンプル（比較用）
「家事は必ず分担してほしいです。年下の方としか考えていません。理想の生活は都心のタワーマンションに住むことなので、それに合う方とだけお会いしたいです。」
👉 この文章は、条件やこだわりを押し出しすぎてしまい、柔軟性や人柄が伝わらず「一緒に暮らしにくそう」と思われる可能性大。
8. まとめ
婚活や結婚相談所での出会いにおいて、プロフィールの自己PR文は第一印象を大きく左右する大切な要素です。
好印象を与えるためには、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 明るく前向きな表現で、恋愛や結婚に対して真剣かつ前向きな気持ちを伝える
- 強みを具体的なエピソードで表現し、信頼感や安心感を持ってもらう
- 理想の結婚観や将来像を盛り込むことで共感を得る
- 長さは300〜400文字程度が読みやすく、情報量も適切
逆に、NGとされる自己PR文の特徴は次の通りです。
- ネガティブすぎる内容（「仕方なく入会しました」など）
- 条件を押し出しすぎる（収入や年齢制限、こだわりの押しつけ）
- 焦りが伝わる表現（「とにかく結婚したい」など）
- 年齢や生活スタイルに強いこだわりを出しすぎる（「年下しか無理」など）
自己PR文は、条件を並べる場ではなく、自分の魅力や人柄を誠実に伝える場です。少し意識するだけで「会ってみたい」と思ってもらえる可能性がぐっと広がります。
結婚相談所を活用すれば、仲人が添削やアドバイスをしてくれるので、自己流で迷うよりも効率的に出会いのチャンスを広げられます。ぜひこの記事を参考に、自分らしさを前向きに表現し、理想のパートナーとの出会いを叶えてください。
